1:12 ὅσοι δὲ ἔλαβον αὐτόν, ἔδωκεν αὐτοῖς ἐξουσίαν τέκνα θεοῦ γενέσθαι, τοῖς πιστεύουσιν εἰς τὸ ὄνομα αὐτοῦ,
- 文語訳で「信ぜし者」と完了で訳しているけど、原文は現在分詞、「信じ続けている者」と継続のニュアンスが入っている訳はない。かろうじて共同訳が近いかな。
- ἔδωκεν は「給えり、与えた」と動作の完了を強調する訳だが、完了時制の持つインパクトを感じたい。
- 新改訳では「神の子どもとされる」と受動態になっているが原文は能動態
【文語訳】されど之を受けし者、即ちその名を信ぜし者には、神の子となる權をあたへ給へり。
【口語訳】しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
【新改訳改訂3】しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
【新共同訳】しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。