毎日らんだむ単語チェック
- 息子

- キリスト、メシア

- 人間、人

- 群衆

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人間、人
(550)①人一般《男女の別を問わず( 神また動物と対照して使う》( 人間のもつ弱さと不完全さ( そのあらゆる性質を内包する者( 人間) ②不特定の人をさして不定代名詞の代わりに,ανθρωπος = τϊς, ある人( 或る者( 誰かが $some one). ③特定の人をさして「この人」「あの人」等のようにも使う. ④υἱος ἀνθρώπου, 旧約に現れる甚だヘブライ的な表現,「ベン・アダーム」(ヘブライ),「バル・エナーシュ」(アラム) の訳語として使われた.この場合υἱοςは親の形質を受け継いでいるものを表すから( 「人の子」は「人の性質を持つ者」「すべての人間性を備えた人間」の意味となる(υἱοςの項を参照)) この意味からイエスはご自身をさすメシヤ称号としてὁ υἱος τοῦ ἀνθρώπουを使われた)
類語: ἀνήρ は第一義的には「男」だが、代表的に「人」の意味に広げて使われたのに対し,ἀνθρωποςは本来的に「人」を表す.ἀνήρの語義説明と比較せよ)
- 神

- 言葉、メッセージ

- 主、主人

- 世界

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言葉、メッセージ
(330)①言葉,語られた内容,発言(の内容),談話,話,演説;弁舌,説明,ことわざ,評判;ὁ λόγος τοῦ θεοῦ 神の言葉,神が語られた言葉(預言者などの使者を通して),神から人に啓示された言葉;διά λόγου, 口で,口頭で; ὁ λόγος, 御言葉,福音の使信,キリストの福音,ルカ1:2,使14:25.②ロゴス,ことば;罪の中にある人々への神のメッセージそのもの,罪人に対する神の意志と究極的意思表示,神の愛と神が何をして下さったかを身をもって表わしておられる神の発言,神の語りかけとしての人格キリスト(肉の形をとって人の世界に来られる以前の存在を含めて),ヨハ1:1,14. ③計算,勘定,会計報告,申し開き,使20:24,Ⅰペト4:5 ④理性,理由,根拠,Ⅰペト3:15;κατ¨α λόγον, 正当に,道理にかなって,当然のこととして,使18:14.⑤(話にのぼっていること,内容),こと,ことがら,話題,問題,マタ21:24,使15:6. ⑥割合,類似,類比
- マリア

- 時間、機会

- 栄光、威光

- 家、家庭、家族

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栄光、威光
(166) ①意見,評価,評判;(この意味では新約中では常に)よい評判,評価,ほまれ,賞賛,栄誉,ヨハ12:43,ルカ14:10.②栄光,尊厳,完全さの輝き(聖書ヘブライ語「カヴォード」の訳語として);特に δόξα τῳ θεῳ「神の栄光」は神のほむべさ偉大さ,その聖・義・愛・贖罪の業などの卓越を表現する,ヨハ1:14;δόξα τῳ θεῳ「神に栄光!」は頒栄の言葉,フィリ4:20;δὸς δόξαω τῳ θεῳ「神に栄光を帰せよ(ヨハ9:24)」は「包みかくさず真実を言え―嘘をついて神をないがしろにしてはならぬ」.③(視覚的な)光輝,輝き,壮麗,ルカ2:9;この意味では至聖所の輝きを表わしたヘブライ語「シェヒナー」(旧約本文には出ない)の訳語としても使われた
- 天、天国

- キリスト、メシア

- 息子

- 群衆

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キリスト、メシア
(529)(ヘブライ語「マシーアハ,」アラム語「メシーハー」の意味をギリシャ語に直訳したもの,音訳はΜεσσίας①[形]χριστός, -ἡ,-όν, 油を注がれた(任職の香油の注ぎを受けた);旧約では王,祭司等について使われὁ Χριστός, 油を注がれた者,メシア,キリスト;待望されたイスラエルの王,神の代理者として神により油注がれ(任命され)た者.新約聖書はナザレのイエスが「神のメシア」 (キリスト)であることを告知する; (ὁ)Ἱησοῦςにこの語を前置または後置して用いることが多い―Ἰησοῦς Χριστός, メシアであるイエス,Χριστός Ἰησοῦς,イエス以外のどの人でもないメシア――語順により意味合いはやや異なるが絶対的ではない;更にこの語は固有名詞な用法に移って行くが,単なる固有名詞でなく,そのかげには常に旧約で示されユダヤ人たちが待望してきたメシアの概念がある.訳語としては常に「キリスト」を使うのが慣例であるが,新共同訳では「メシアの意味のキリストはすべてメシアと訳す方針を立てた」(聖書 新共同約について) と言う.実際にはイエスがメシアであるという断定と,イエスがメシアであるかという問い,その他イエスの本質についての論議に限って新共同訳はこの訳語を使っている,マタ16:16,マコ14;61,使9:22,ヨハ7:41等)
- 罪

- 声、音

- 王支配、王国、王

- 魂、自己

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王支配、王国、王
(162) ①《本来は抽象名詞》王であること、 王位、 王権、 王の統治、 王の支配。ἡ βασιλεία τοῦ θεοῦ 神の王権支配(神が王として統治する出来事)は,名詞概念としてはLXX本文には見られないが,「神が王としてあなたを統治する」βασιλεύσει σου ὁ θεός という預言者の宣言(イザ52:7)の中に動詞概念として存在する。イエスはこれをἡ βασιλεία τοῦ θεοῦ (王なる神の支配)またἡ βασιλεία τῶν οὐρανῶν(王なる天の統治)という名詞句に変えて表現された.「天」とはもちろん「神」を指すヘブライ的表現であり,「天の」は「神の」の言い換えである.後者の訳語としての「天国」は(中国語訳を踏襲)邦訳としては悲劇的にお粗末で誤解を招くものとなった。「天(神)の支配」,「王なる天がなさる統治」が妥当と思われる。ἡ βασιλεία はこのように神の行為である以上、(その統治下に「入る」という表現 εἰσελθεῖν もあるにせよ)幼な子のように「受け入れる」 マル10:15 δέξηται ものである。 ②《王の統治という原義から転用して》(王によって統治される)国,王国,マタ3:12,12:25,26,マル6:23;(集合名詞としての)国、国民、黙1:6。《①と②の意味の区別について,「支配と王国の厳密な区別は困難だが,前者が主要な観念」(岩隈)》なお神の王権支配は歴史が完結する時までは御子キリストの王権支配である;コロ1:13、1コリ15:24