Gbible

使用資料について

Gbible が使用しているテキスト・解析データ・日本語コンテンツの出典と生成方法を説明します。

ギリシャ語本文

新約聖書のギリシャ語本文には SBLGNT(Society of Biblical Literature Greek New Testament)を使用しています。

SBLGNT は聖書協会国際連盟(SBL)が公開している批評版テキストで、 学術的に広く用いられています。テキストデータは MorphGNT プロジェクト(GitHub: morphgnt/sblgnt)経由で取得し、 ライセンスは CC BY-SA 4.0 に従います。

参照: sblgnt.com

形態論解析(語形解析)

品詞・格・数・性・時制・態・法などの文法情報は MorphGNT が付与した解析データを使用しています。 MorphGNT は各単語に対して詳細な形態論タグを付した機械可読コーパスで、 学術研究・聖書ソフトウェアで広く採用されています。

ライセンスは CC BY-SA 3.0。 Gbible 内の「文法」表示(格・人称・時制など)はこのデータを日本語に変換して表示しています。

参照: github.com/morphgnt/sblgnt

Strong's 番号

単語の同定に使用している Strong's 番号(G1234 形式)は、 MorphGNT プロジェクトが公開している Strong's Dictionary XML(morphgnt/strongs-dictionary-xml) のギリシャ語見出し語との照合によって付与しています。

Strong's 番号は 19 世紀に James Strong が作成した単語索引で、 聖書研究ツールの標準的な語彙識別子として現在も広く使われています。

ヘブル語本文(旧約)

旧約聖書のヘブル語本文には WLC(Westminster Leningrad Codex)を使用しています。テキストおよび形態論は OSHB(Open Scriptures Hebrew Bible) プロジェクトのデータに基づきます。

WLC 本文はパブリックドメイン、OSHB のレンマ・形態論データは CC BY 4.0 です。 現在は創世記1章を試験公開しています。

参照: hb.openscriptures.org

ヘブル語形態論解析

旧約の品詞・語幹・性・数・状態などは OSHB が付与した形態論タグを使用しています。 Gbible 内の「文法」表示はこのデータを日本語に変換して表示しています。

参照: github.com/openscriptures/morphhb

ギリシャ語辞書(TBESG)

新約の詳細辞書には Tyndale House(ケンブリッジ)の TBESG(Translators Brief lexicon of Extended Strongs for Greek)を使用しています。Abbott-Smith 要約に基づく CC BY 4.0 のオープンデータです。

参照: github.com/STEPBible/STEPBible-Data

ヘブル語辞書(BDB + Strong's + TBESH)

旧約の詳細辞書には TBESH(Tyndale House, CC BY 4.0)、Open Scriptures Hebrew Strong's(CC BY 4.0)、Brown-Driver-Briggs(Open Scriptures, CC BY 4.0)を 統合した英語資料をもとに、AI が日本語化しています。

参照: github.com/STEPBible/STEPBible-Data

参照: github.com/openscriptures/HebrewLexicon

日本語語義・辞書定義

各単語の日本語語義(短い訳語)と辞書定義は、TBESG / TBESH / BDB / Strong's の英語エントリをもとに AI(Claude by Anthropic)が日本語化したものです。 オープンソース辞典の内容を根拠とし、神学者・言語学者による全文査読は行っていません。

そのため誤りや不適切な訳語が含まれる可能性があります。 参照・学習目的でのご利用を推奨します。

※ 辞書ペインに TBESG / BDB バッジが表示されます。 再生成は npm run generate:ot(旧約)で行えます。 API キーがない場合は npm run build:ot-stub でスタブ辞書を更新できます。

文脈補足(LLM)

辞書ペインの「文脈補足」機能は、選択した単語の節・文脈をもとに Claude API をリアルタイムで呼び出して生成します。 応答内容は毎回生成されるため一定ではなく、あくまで学習補助の参考情報です。

出現回数データ

単語の出現回数(書ごと・新約全体)は MorphGNT の全 27 巻テキストを 事前に集計したインデックスファイルから取得しています。LLM は使用しておらず、 MorphGNT のデータに基づく正確な頻度カウントです。

日本語訳(みんなの聖書)

学習画面の参考訳として、みんなの聖書翻訳プロジェクトの日本語訳を掲載しています。プロジェクトから使用の許可をいただいています。

このプロジェクトは、原文の語順や文法をできるだけ残す素訳(直訳)と、 日本語として読みやすく聞きなおす超訳(意訳)を並べて提示する翻訳です。 聖書をただ読むだけでなく、原典の手触りを味わうことを目指しています。

参照: プロジェクトのご挨拶・趣旨(bible.tbts.jp)

原文ペインでは超訳を「みんなの聖書」として表示し、 メモペインでは素訳を「メモ(素訳)」として表示します。 私訳と並べて読み比べできるよう、原文の下に積み重ねて表示しています。

創世記の翻訳資料では、スプレッドシート上の列名が「原訳」となっていますが、 新約資料の「素訳」と同じ直訳テキストを指します。Gbible ではいずれも素訳として扱います。

収録は書・章ごとに順次追加しています。 未収録の節は「未収録(翻訳プロジェクト進行中)」と表示されます。 現在の収録範囲は創世記1〜11章、マルコ福音書1章、ルカ福音書1〜20章です。

ライセンスまとめ

データライセンス
SBLGNT テキストCC BY-SA 4.0 / SBL
MorphGNT 形態論タグCC BY-SA 3.0
Strong's Dictionary XMLPublic Domain / CC0
WLC テキスト(旧約)Public Domain
OSHB 形態論タグCC BY 4.0
TBESG / TBESH 辞典CC BY 4.0 / Tyndale House
日本語語義・定義Gbible(TBESG/TBESH ベース AI 日本語化)
みんなの聖書(超訳・素訳)みんなの聖書翻訳プロジェクト(使用許諾・bible.tbts.jp)

運営: 工房ヒラム

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